補助語と被補助語との関係

文節相互の関係の1つである補助語と被補助語の関係について説明しておきます。補助語というのが、主な意味を表す文節のことです。非補助語とは、補助語を補助する役割の文節です。

これだけではわかりにくいですね。やはり観念的なことを勉強するときは例文で理解するのが一番です。下の文章を見てください。

大好きなさくらんぼを1人だけで食べてしまった。

ここで問題になるのが食べて・しまった、です。この食べて・しまった、の二つの文節が補助語と被補助語の関係ということになります。つまり主な意味を表す言葉、食べて、が補助語になります。一方、しまった、だけでは意味がわかりません。こちらは補助語に補助的な意味を加える、被補助語となります。